ピアノ

ピアノ · 2023/06/13

紫陽花の美しい季節となりました。 我が家でも二種類の紫陽花が、今を盛りと咲いています。年によって花の色が微妙に変わるのも楽しみの一つです。 現在、アメリカのダラスで「ヴァン・クライバーン国際ジュニアピアノコンクール」が行われています。まずは、本元である「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」について、簡単にご説明します。

ピアノ · 2022/09/13

夕暮れの風が涼しく虫の声が楽しい季節となりました。 「競技会」のフランス語にあたる「コンクール」。今や国際コンクールのほとんどがライブ配信され、居ながらにして音楽を楽しめるようになっていますが、実際のコンクール会場には、独特の緊張感や高揚感にあふれています。

ピアノ · 2022/06/06

発表会からひと月余りが経ちました。 本日、当ホームページがオープン一周年を迎えました♪ そして、この6月6日という日は「楽器の日」なのです。 なんとも嬉しい日です。 楽器の日は「芸事の稽古は、6歳の6月6日からはじめると上達する」という伝統芸能の世界の習わしをもとに、1970年に制定されたそうです。この「6歳」という数字、元をたどれば

ピアノ · 2021/11/25

11月17日、東京赤坂のサントリーホールにて行われたエフゲニー・キーシンのピアノリサイタルに行ってまいりました。今回の日本公演は、来日35周年を迎えたキーシンの記念ツアーになっており、キーシンを育て見守り続け、2021年7月27日に逝去された名教師アンナ・パヴロヴナ・カント―ル先生にささげられています。

ピアノ · 2021/10/25

昨日10月24日に、第90回日本音楽コンクールピアノ部門本選会が、東京オペラシティ・タケミツホールにて行われました。一昨日のヴァイオリン部門から幕開けした日本音楽コンクールの本選会。 ホール内に一席ずつ空けて設けられている客席は満席で、この舞台に寄せる期待感が表れています。 ピアノ部門には、

ピアノ · 2021/10/13

トッパンホールで行われてきた第90回 日本音楽コンクール予選会も、とうとう最終予選です。 これまでの予選では指定の課題曲から選択し演奏しましたが、第3予選は37分から45分のリサイタル形式で行われ、＜シューベルト・メンデルスゾーン・ショパン・シューマン・ブラームス＞の10分以上の作品を含めて、各自が自由にプログラミングをします。

ピアノ · 2021/10/12

第2予選では、バッハの指定の作品・ショパンのエチュード（練習曲）・指定の作曲家のエチュードを演奏します。 ＜バッハ＞ バッハの選択課題は＜パルティータ、トッカータ、フランス組曲、半音階的幻想曲とフーガ＞そして＜平均律クラヴィーア曲集から任意の二曲＞です。 ファンタジア・プレリュードなど即興性にあふれ序曲的で華やかなパートもあれば、フーガなどの対位法楽曲、異なる特徴を備えた舞曲など、ひと言にバッハといっても、

ピアノ · 2021/09/30

今月10日から20日まで、東京のトッパンホールで毎日新聞社主催の「日本音楽コンクール」ピアノ部門の、第1予選から第3予選が開催されました。 レッスンの合間を縫って、一日を除いて、すべての審査会を聴きに行ってまいりました。 今回はその一回目、第1予選について振り返ります。

ピアノ · 2021/08/26

前回のつづきとなります。 1年半前に開催された「第4回フランスピアノコンクール」の褒章での出演となった娘が、この日のトップバッターでした。 「フランス音楽留学生〜」というコンサートの主旨に合わせて選曲したクープランは、ラモーとともに17世紀後半-18世紀前半 バロック期のフランスを代表する作曲家で、この前奏曲は、チェンバロの師匠である大塚先生からもおほめにあずかる（らしい）娘のレパートリーの一つ。

ピアノ · 2021/08/22

伝統あるフランス語学学校として知られる日仏文化協会は、コンサートや海外から招聘された教授によるマスタークラスなどの音楽事業、日仏文化交流にも力を入れていらっしゃいます。 今回のコンサートは、協会のサポートで音楽留学された方々と、1年半前に開催された「第4回フランスピアノコンクール」の優秀賞受賞者の演奏で、協会内に併設された、響きが良くモダンな＜汐留ホール＞で、8月15日（日）に開催されました。