ようやく、世の中が回り始めました。(今また、変化が起きてきていますが…)
都内近郊には名建築がたくさんあります。少し足が遠のいていましたが、この秋ささやかな趣味を復活!
シリーズでご紹介していきます。
「東京ジャーミィ」(代々木上原)
日本最大のイスラム教のモスク「東京ジャーミィ」
ジャーミィとは、アラビア語で「人の集まる場所」を意味するそうです。
2階の礼拝堂には、女性はスカーフを付けて入ります。ムスリムの方たちが、メッカの方向に向かってひざまづき、床に頭をつけてアッラーへの祈りを捧げていらっしゃいました。3階に上がると女性専用の礼拝室があり、そこからはドーム天井や、壁や窓のステンドグラスの装飾をより間近に見ることができます。
1階には、イスラム文化やトルコ文化を紹介するトルコ文化センターがあります。
よく調べもせずに行ってしまい、ほどなくして礼拝が始まり退室しましたが、それでもイスラム建築、イスラム工芸の精巧さ、美しさには十分に触れることができました。
併設のマーケットにはハラール対応の食品やお菓子、陶器、カトラリー、スカーフなどのトルコのお土産が取り揃えられており、特にお菓子の種類の多さには驚かされました。レジの下のショーケースに並ぶケーキはどれもおいしそう。テーブル席では、購入したものをいただくこともできます。
礼拝前でごった返す店内には、日本人とおぼしき人は私たちだけで、まるでトルコに旅行したよう?
私はアレッポの石鹸と、「ロクム」(でんぷんとナッツの練り菓子)と、チョコレートを購入しました。アレッポの石鹸は、粘土のような香り。ロクムは日本の「ゆべし」のような食感で、私には甘すぎましたが、中東に何度か訪れたことのある夫にはなつかしい味だったようで、全て食べきりました。チョコレートはどれもおいしかったです!
代々木上原から徒歩5分と、アクセスも良い東京ジャーミィ。
次回はもっと時間をかけて、イスラム文化の魅力に触れてみたいと思いました。