五年に一度ワルシャワで開かれる、世界で最も権威のあるピアノコンクールのひとつであるショパン国際ピアノコンクール。
第18回大会は、去年から1年延期され、満を持しての開催となりました。
7月12日から始まり、世界中から動画審査を通ったコンテスタントたち160余名によって行われる予備予選は、いよいよ今日が最終日です。
演奏の様子はすべてYouTubeで視聴することができ、今もアーカイブを聴きながら書いています。
コンテスタントの中にはすでに演奏活動をしている人もいて、日本からも名前の知れた方たちが出場します。
お目当てのコンテスタントの演奏をライブで聴くのもドキドキで楽しいですし、「なるべくたくさんの方の演奏を聴きたい!!でも、時間が足りない」という方には、同じジャンルの作品一曲だけを聴いていくという方法もおすすめです!
たとえば予備予選では、ショパンの作品を弾くための技術的力量がわかる<エチュード>、「ショパンらしさ」がわかる<ノクターン>や<マズルカ>などを聴きます。いずれも選択課題制で、同じような曲をそれぞれが全く違うアプローチで弾くため、とても興味深く参考になりますが、これらの曲は大抵は3〜4分程度で終わります。
そして、お気に入りのコンテスタントを見つけられたら、<バラード>や<幻想曲><舟歌>など他の課題も聴いて、この先も応援していくのも楽しみ方の一つです。
このあとの予定は
STAGE 1 10月 3日 ~ 7日
STAGE 2 10月 9日 ~12日
STAGE 3 10月14日 ~ 16日
FINAL 10月18日 ~ 20日
オリンピックもいよいよ本日スタートしました。「ピアノのオリンピック」ともいわれる、ショパンコンクール。
まだまだ熱い戦いは続きます。